城南宮
城南宮(じょうなんぐう)について
御祭神
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
八千矛神(やちほこのかみ)またのご神名 大国主命(おおくにぬしのみこと)
息長帯日売尊(おきながたらしひめのみこと) またのご神名 神功皇后(じんぐうこうごう)
由緒
延暦(えんりゃく)13年(794年)の平安京遷都の時、国の安泰と都の守護を願って創建されたと伝えられています。
城南宮とは平安城の南に鎮まるお宮の意味です。
平安時代後期に城南宮を取り囲むように離宮が築かれ、院政の拠点となりました。
方位の災いがないように願って行う方違(かたたがえ)の宿所に離宮の御殿が選ばれることが多くありました。
方除(ほうよけ):日々の暮らしの中では、知らずに悪い方位に行くことや家の間取りが良くないことがあります。方位の障りや家相の心配がないように祈願することです。
(『城南宮のパンフレット』より参照)
城南宮の写真
(撮影日:2018年3月15日)
東鳥居
城南鳥居
菊の御紋と御神紋が入っています。
御神紋は日・月・星を表す三光の紋です。
平安の庭
平安貴族の邸宅に作られた庭を写したものです。
室町の庭
茶道、生花、能楽などの日本文化が大成された室町時代の様式で作られた池泉回遊式の庭です。
黒松
松は不老長寿の象徴です。
赤松
池では錦鯉が泳いでいます。
桃山の庭
武将達が天下統一を目指した桃山時代の豪壮な気風が感じられる枯山水の庭です。
五葉松
城南宮の写真(しだれ梅と椿)
城南宮の神苑「春の山」ではしだれ梅と椿が満開です。
白河上皇は城南離宮を築く際、『源氏物語』に描かれた光源氏の大邸宅「六条院」を真似て春の山や秋の山を築き、四季の景色に優れた離宮を作ったと言われています。
城南宮のしだれ梅と椿まつりの御朱印
授与期間:2018年2月18日~3月22日
城南宮の所在地