梨木神社
梨木神社(なしのきじんじゃ)について
御祭神
三條實萬(さんじょうさねつむ)公
三條實美(さんじょうさねとみ)公
由緒
明治18年(1885年)、三條實萬公を御祭神として旧梨木町の今の地に創建、別格官幣社に列せられました。
大正4年(1915年)、大正天皇即位式にあたり、實萬公の御子實美公が第二座御祭神として合祀されるに至りました。
「萩の宮」と称されるほど、京都の萩の名所として知られています。
梨木神社の写真
拝殿
本殿
愛の木
御神木の桂の木です。
葉の形がハート型をしていることから、愛の木という名称で親しまれてきました。
木に触れながら祈ると、願いが叶うと言われています。
染井(そめい)
京都の三名水の一つです。
染井は甘くまろやかな味で、この水を使った茶会が開かれています。
天壌無窮(てんじょうむきゅう)の石碑
實萬公が軸に書かれ、日夜皇室の弥栄をご祈念されていましたが、その軸が破損したために、石に刻まれたと伝えられています。
明治天皇はこのことをお聞きになり、石碑の拓本をとられ、2月11日の今の建国記念日に居間に掲げられ、国家の弥栄、国民の安泰をご祈念されたと言われています。
湯川秀樹博士の歌碑
「千年の 昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れさく萩」
生涯の大半を京都で過ごし、梨木神社の「萩の会」の初代会長です。
梨木神社の御朱印
梨木神社の所在地
(『梨木神社のパンフレット』、梨木神社内の説明文より参照)