生田神社
生田神社(いくたじんじゃ)について
御祭神
稚日女尊(わかひるめのみこと)
由緒
神功皇后(じんぐうこうごう)元年(201年)、三韓外征の帰途、今の神戸港にて船が進まなくなったために神占を行いました。
稚日女尊が現れ「私は活田長峡国(いくたながをのくに)に居りたい。海上五十狭茅(うながみのいさち)に命じて生田の地に祀らせてほしい。」と言われました。
当初は砂山(いさごやま)(現在の神戸市の布引山)に鎮座していました。
延暦(えんりゃく)18年(799年)、洪水で砂山が崩壊したため、生田村の刀禰七太夫(とねしちだゆう)が御神体を背負い7、8日間鎮座地を探し巡り、現在地の生田の森に移転しました。
生田神社の写真
鳥居
御祭神:猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
神戸の地主神として最も古くこの地に祀られた神様です。
文禄元年(1593年)、豊臣秀吉公の海外遠征の時、海上安全をお守りする神様として船内にお祀りされたと伝えられています。
御祭神:大山咋神(おおやまくひのかみ)
灘五郷酒造の発祥の地と言われています。
楼門
拝殿
茅輪くぐりが行われていました。
御祭神:蛭子尊
「えべっさん」の名で親しまれている商売繫盛の神様です。
御祭神:天手力男命(あまのたぢからおのみこと)
天の岩戸の故事に出てくる力の神様です。
生田弁財天 市杵島(いちきしま)神社
御祭神:市杵島姫命(またの名を弁財天)
芸能の神様です。
生田森坐社
御祭神:息長足媛命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)
稲荷神社
御祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
穀物の神様です。
縁結びの水占い
水みくじを生田の森の池に浸すと水みくじに文字が浮かび上がってきます。
楠の神木
約500年の年輪をもつ楠の神木は昭和20年(1945年)の神戸大空襲で焼けただれましたが力強く蘇りました。
再生・再起・合格・復活・復興の象徴として信仰されています。
包丁塚
料理に携わる人達の魂の籠った包丁に感謝すると共に、食文化の向上を願い、皇太子殿下御成婚・第61回神宮式年遷宮の記念事業として神戸市内の料理食品関係者によって建立されました。
全国でも珍しい塚です。
生田神社の御朱印
生田神社の所在地