毘沙門堂
毘沙門堂(びしゃもんどう)について
御本尊:毘沙門天(びしゃもんてん)
宗旨:天台宗
山号:護法山(ごほうざん)
由緒
大宝(たいほう)3年(703年)、文武天皇(もんむてんのう)の勅願で僧行基(ぎょうき)によって開かれました。
当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺(ごほうざんいずもじ)と言われました。
寛文(かんぶん)5年(1665年)、山科の地に再建しました。
後西天皇(ごさいてんのう)の皇子公弁法親王(こうべんほっしんのう)が入寺して以来、門跡寺院となりました。
(『毘沙門堂のパンフレット』より参照)
毘沙門堂の写真
(撮影日:2018年4月3日)
石段を登ると仁王門があります。
本殿
樹齢百数十年のしだれ桜です。
勅使門
後西天皇より拝領した檜皮葺きの総門です。
現在は当門跡門主の晋山式以外は開閉されない開かずの門です。
本殿、霊殿、宸殿などは拝観料を払って入ることができます。
(写真撮影はできません。)
霊殿の天井には龍が描かれていて、見る角度によって龍の顔の形が変わりますが、どこから見ても目が合います。
宸殿には逆遠近法で描かれた襖絵や鯉図を見ることができます。
どれも見る角度によって変化します。
毘沙門堂の朱印帳
朱印帳はピンクや水色など多数あります。
100冊限定のためなくなると色やデザインは変わると説明されました。
毘沙門堂の御朱印
春限定の桜の御朱印です。
毘沙門堂の所在地